□■□■□■〜空焚き〜■□■□■□
予備焼成(空焚き)
自然乾燥が進んだところで、製品を入れずに焚いて(空焚き)、大部分の水分を飛ばし、焼き入れをしておきます。熱が加わると、窯壁はさらに縮んで亀裂が入るので、事前に空焚きし補修することで、本焼成の際のトラブルを防ぐことができます。
空焚きの工程
急に温度を上げると、土中の水分が沸騰し、壁が剥離したり、亀裂が大きくなるので、100度以下で二日間、日中だけ焚きます。3日目より、水蒸気の揚がり方を見ながら、徐々に温度を上げて連続36時間焚き、窯中央部の温度が約600度に達したところで空焚きを終えました。
空焚き終了後の窯内部
窯前半は、素焼き状態で橙色になっています。後半部も固くなっていますが、温度が低いため、ススが焼き切れず、黒ずんでいます。
窯の亀裂
土は、焼くことで約15〜20%収縮し、その歪みが亀裂となってあらわれます。写真のように窯の中心軸に対して直角方向の亀裂は強度にあまり関係しませんが、軸と平行する亀裂は、天井崩落につながる場合があります。この窯は、うまくできたようです。
補修
窯土を亀裂に詰めていきます。床にも亀甲状の深い亀裂が走っており、砂で埋めておきます。
■□■□■□■ 復元窯完成← →第1回焼成 ■□■□■□■

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